葬儀の種類や形式の変わり方~葬儀の豆知識ナビ~

葬式

一日葬と家族葬

葬儀

前の記事では「一般葬」と呼ばれるものについて説明したところでした。この、一般的に行なわれる葬儀が「葬儀・告別式」と呼ばれ、葬儀と告別式とを並行的に行なうものであること、その理由には時間短縮ということがあることも、書いたとおりです。現在あらたに生まれている葬儀の様式の中にも、この儀式に掛かる時間という観点から考えだされたものがあります。それが「一日葬」と呼ばれるものです。「一日葬」は、人が亡くなる、「臨終」の瞬間から始まるさまざまなプロセス、その中でも通夜を省略し、「臨終」から「告別式」を経て「火葬」まで、1日でまとめて行なってしまう、というものです。これは時間短縮ということを考え、また葬儀に掛かる費用のことも考えた上で行なわれるものです。故人を送り出そうという人々にとっては、この儀式・式典にまつわるさまざまなしきたりや行事に時間を割くことなく、送り出すというその一事に専念できる、ということからも、注目されているものです。

費用や時間、規模について考えるということもさることながら、「故人を送り出す」という一事に特化した葬儀ということを考えたい、というときには、「家族葬」という様式もあります。こう考えると、葬儀の様式が変わってきた理由や事情の変化というのは連動しているもののようです。「家族葬」という様式もまた、この儀式・式典にまつわるさまざまな雑事にとらわれずに故人を送り出したい、という意識から採用されるケースが多いのです。この様式は、広く会葬者を招くということをせず、家族や故人にごくごく近しい人々だけで行なう葬儀なのです。